慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#15 雰囲気

こんにちは!ご覧いただきありがとうございます。法学部政治学科2年の遠藤彩華です。

今回は練習の雰囲気について書かせていただこうと思います。

 

弊部の練習は、静寂のなかで個々人が黙々と練習しているというよりも、むしろ明るく和やかでありながらメリハリのある雰囲気で行われています。もともと少林寺拳法個人競技ではありますが、それを感じさせないような一体感があります。こうした雰囲気を創り出しているのは、充実したフィードバック体制と声出しだと私は思います。

 

前者に関しては、ひとえに先輩方のお陰です。ありがたいことに練習中は頻繁にフィードバックをいただく時間があります。自分で気を付けているつもりでも直せていない癖や、自分では気づかなかった改善点を指摘していただき成長できるだけでなく、先輩後輩間のコミュニケーションの機会にもなっています。體育會なので上下関係はありますが、風通しのよい適度な距離感が生まれるのは練習内外問わず先輩と多く交流できるからではないかと思います。

 

後者の声出しについては、入部当初文化部出身の私にとって非常に新鮮に感じられました。そもそもなぜ運動部の人は声出しをするのだろうか、声出ししたら息切れするし体力削られるじゃん!と勝手に疑問に思っていましたが、弊部の練習を通してその意味が分かった気がします。去年は応援していただく側になることが圧倒的に多かったのですが、つらいフィジカルトレーニングで心が折れそうになった時の精神安定剤(?)がまさに声援だったと思います。一人でトレーニングをするときよりも耐えられる気がしますし、ほんの0.5ミリか1ミリ程度ですが楽しく思えます。余談ですが、緊急事態宣言中に2年女子でZoom筋トレ会をやっていたのですが、そこでも声出しをお互いしていたところ、私の父まで「ファイト~」と声出しに加勢した時はさすがに困惑しました。おそらく父も声援のパワーを感じ取ったのでしょう。

今は感染予防の観点から声出しは基本出来ず人数制限がある中で練習しているので、またあの活気のある練習が早くできるようになればと思っています。

 

さて弊部ではまだまだ新入部員を募集しています!来月以降は新入生の皆さんに練習を体験してもらえると思うので、百聞は一見に如かずということで弊部に興味をお持ちの方はぜひ一度道場にいらしてください!!

以上です。お読みいただきありがとうございました!