慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#31私が入部したきっかけpart7

 初めまして!法学部政治学科1年の田川千鶴と申します。執筆にあたる7番目の1年生として、今回も「私が入部したきっかけ」をテーマに、ブログを更新させていただきます。拙い文章ではありますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。

  私は小学生の時にミニバスを始め、高校を卒業するまでの約10年は、バスケットボールに没頭する日々を送っておりました。自宅にはバスケットゴールが設置してあるので、小学生の時は毎日のようにそれで練習をし、中高時代は、月曜日から土曜日は毎日朝練・昼練・放課後練を行い、日曜日は試合に行く、というようなバスケ漬けの毎日でした。中高ではキャプテンを務めていたこともあり、バスケ以外のスポーツをしている自分は、正直全く想像ができませんでした。

 そんな私が、なぜ體育會少林寺拳法部に入部を決めたかといいますと、「最後の学生生活で、新しいスポーツを極めたい」という気持ちを持ったからです。実は私は、高校の時に、左膝前十字靭帯の断裂、半月板の損傷、という大怪我をし、手術と長期に渡るリハビリを行っていました。バスケ界ではとりわけ有名なドクターにオペをして頂いたのですが、靭帯が切れた時の激痛と術前・術後に経験した足の不自由な生活が時折フラッシュバックし、このままバスケを続けていたら、また大怪我をしてしまうのではないか、という不安から、大学入学後もバスケを続けるか否か、非常に悩んでおりました。そんなとき、空手をやっている父と妹の姿を見て、漠然と私自身も武道に挑戦したい、と考えるようになりました。そして、中高時代のバスケ部の顧問に少林寺に精通した先生がいらっしゃり、練習メニューに少林寺の基礎を取り入れたトレーニングがあったことを思い出して、大学からでも始めやすい武道として、また、私自身の空手を習っていた経験を活かせる競技として、少林寺拳法に興味を持ちました。当初は、バスケを続けないことへの罪悪感が払拭できない状態が続き、また何よりも、「体育会」に対して、“厳しい”、“練習量が多い”、“勉強やバイトの時間が確保できない”、などのイメージを持っておりましたが、体育会に所属している大学の友人たちの姿を見て、私もこの人たちのように、1つのスポーツに思いっきり打ち込みたい、と強く思うようになりました。また、実際に見学に行った際に、当時主将を務めてらっしゃったS先輩の、「入部したら絶対に後悔させない」というお言葉が胸に響き、この先輩についていきたい、このような先輩が牽引なさっている部に4年間私自身の身を委ねたい、と思いました。そしてこれらが決め手となって、體育會少林寺拳法部への入部を決意致しました。

 スラムダンクで例えるなら、現在の私は桜木花道状態、技術面でも人格面でも、まだまだ至らないところだらけで、先輩方や同期に迷惑を掛けてしまう面も多々あります。ですが、私が好きなのは花道ではなく、もちろん流川楓...。脱花道し、流川楓になれるよう(流川楓は非常に不愛想でクールなキャラ設定になっているので、流石に人格は目標にはできませんが...)、これからも練習に励んで参りたいです。

 今年のブログ更新は本日で最後となります。来年は1月9日より、引き続き1年生が執筆する予定です。最後までご覧くださり、ありがとうございました。よいお年をお迎えください。

С Новым годом, с Новым счастьем. До свидания!