慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#10  亀

どうも。こんにちは。商学部3年の並木秀太(22)です。思わず年齢を見てこいつ年齢おかしくね?って思った方、そう、正解。おかしいのです。今回はそんな私の本質というか生き様に照らし合わせて入部について振り返り、記していきたいと思います。

 

そもそも僕が少林寺拳法というのを始めたのは先週書いてた千田と同じく高校の頃から。周りよりも若干遅れて入部したのを覚えています。そして、同級生よりも二年遅れて大学に進学。

 

今まで9人の部員が記事を書いてきたわけど、自分が明らかにみんなと異なるのはリコタイから移ってきた“外者”ということ。なんか一つ勉強以外で軸となるものを残したいと思い少林寺拳法を続けるのは元から決めていたんだけど、2年も流浪の生活を送ってたから體育會でやっていける自信がなくて入部しなかったんだ。それでリコタイに。でも、活動しているうちに物足りなさというか、同じ時間を使うのならもっと厳しい環境に身を置こうって気持ちが芽生えて、11月に體育會少林寺拳法部に入部。

 

実際に転部すると、当然だけど體育會って名前が付いているだけに練習中に厳しいと感じる部分は大いにあった。加えて途中入部だから、1から人間関係を築いていかなきゃならないしね。うまく馴染めていけるかなとか心配したなぁ…。でも、そんな心配は杞憂に終わっちゃった。年の差があろうが、同期皆で馴染めるよう自分に優しく接してくれたし、先輩方も自分をいじってくれたりして、いち早く部に馴染めるようにして下さるのが良く分かった。それでいて皆ガチになって取り組むという雰囲気がある。こんなイレギュラーな部員だけど、先輩、同期、後輩の存在のおかげで楽しく今までやれてるし。懐が大きいのね。他の體育會と違って部員の数が少ないほうだからこその強みで「アットホームな雰囲気」が此処にはある。他にも専用の道場やトレーニング器具があるから環境面でも申し分ないしね。

 

まぁ、ここまでつらつらと思うがまま書いてきたわけなんだけど、転部してきた身から言うとこの選択に間違いはないと断言できるし、入部してよかったと思っている。いや、思っています。非常に濃い時間を過ごさせてもらっているから。高校の入部も、大学入学も、この體育會少林寺拳法部の入部も、岐路と言われる部分で周りとは遅れちゃってる僕だけど、全部に共通しているのは全然後悔してないぜってこと。今年はコロナの影響で、新入生はキャンパスに行けず、もしかしたらサークル選びをしくじったなぁって感じてる人が多いかもしれないけど、この記事を読んで少しでも足を運んでみようと感じてくれたら幸いです。いいじゃない、人より遅くたって。人間だもの。

 

というわけで、ここまで読んで下さりありがとうございました。感謝致します。