慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#12 397

初めまして!法学部政治学科3年 諸江優(モロエユウ)です。
2.3年生で書いて来た新歓ブログリレーですが、私で一周が終わります。管理人の高鹿・岡田に感謝です。

今回は少林寺拳法部への入部動機、また一つ部を通して得たことを綴ります。

軽く自己紹介させて頂きます。
中学校まではバスケットボール部に所属し、慶應義塾高校では端艇部(ボート)に所属しておりました。現在新人監督と広報を務めています。好きなアイドルは乃木坂46、推しメンは生田絵梨花さんです。ダンケシェーン/

f:id:keio_shorinji_blog:20200809132949j:plain

超絶可愛い いくちゃん

塾高生の頃は毎日必死に練習し、家に帰るなり失神する様に眠る毎日でした。あまりの過酷さに『慶應大学ではのんびり過ごしたい』と、キャンパスライフを思い描いていました。なんとか政治学科に滑り込み、憧れの大学生活はスタートしました。『なんか塾高よりクサくないな。あ、大学って共学なんだ!』

はじめの3週間は複数のサークルに所属しましたが、何とも形容しがたいモヤモヤが残っていました。『本当に大学でやりたいことは何だ?』自分に問いかけた時に、本当に今の活動が自分にとって必要なことなのか。迷いが生じてしまいました。

そんな時、高校時代お世話になったカッコいい体育会生の先輩方を見かけました。制服の上からでもわかる締まった筋肉、胸を張って歩く姿、、、。その瞬間『体育会もダメ元で見てみよう』そう思いました。バトル漫画や武道漫画が大好きだったこともあり、プレーヤーとして武道を始めようと考えました。パラパラとパンフレットをめくる中で、『初心者でも全国優勝出来ます!ストレス発散でミット蹴りませんか?』という文言を見つけ、余りのテンポの良さに思わず連絡してしまいました。
そうして訪れたのが蝮谷拳法道場でした。迫力のある突き蹴り、カッコいい先輩方、響き渡る気合いに心を掴まれました。その日の内に入部を決め、現在に至ります。

本稿のタイトルでもある『397(サンキューな)』という言葉はとある拳士の口癖で、意味はその通り『感謝』です。私は少林寺拳法部での活動を通して『人への感謝』の重要性をより深く実感出来るようになりました。

感謝を重視する様になったのは、ある先輩の存在があります。それが、私の上司もとい現4年生の主務(兼会計兼医務兼kenkenk(ry・・・)佐藤ひかり先輩その人です。佐藤先輩は鬼の様に仕事が出来、それでいて誰にでも最高にお優しい完璧な先輩です。部の仕事の99.99%をお一人でこなされる姿に、日々感銘を受けています。大学体育会は競技以外にも様々仕事があるので、是非マネージャー志望の方にも来て頂ければ嬉しく思います。

佐藤先輩の凄いところを自慢させてください。それは、ご自分が1番努力されているのにも関わらず、後輩の仕事には必ず『ありがとう!お疲れ様』という労いの言葉を添えてくださるところです。1年生の頃は『何で大したことしてない後輩にもありがとうって言ってくれるんだろう』などと不思議に思っていましたが、今佐藤先輩が絶大な信頼を得ているのはこの『ありがとう』という何気ない一言にあるという結論に至りました。

チームでコミュニケーションを取る際に、先輩後輩であれば多少距離があるかも知れません。そこで重要となるのが日頃の先輩→後輩への感謝と労いの言葉です。『この先輩は自分を認めてくれているんだから、自分もこの先輩を信頼しよう』と思えると、圧倒的にコミュニケーションは円滑に進みます。力になりたい一心で主体性も生まれ、後輩は頭を使って動くようになります。何気ない感謝と労いの一言がチームを動かす原動力になっていると考えました。
やや飛躍した話かも知れませんが、『ありがとう』に勝るマジックワードは無いことを日々実感しています。

こちらは先日無許可で撮影した一枚です(飛沫が飛ばない様に息を止めていました)。

・・・ペアルックやないかい。その服装は完全にペアルックやがな。

f:id:keio_shorinji_blog:20200809133059j:plain

ひかりさん

長くなりましたが、『数ある体育会の中で、少林寺拳法を選んで良かった』きっとそう思える環境がここにはあります。カッコいい先輩がいます。
私も新人監督として『心技体』全てで後輩の手本となれる様に日々試行錯誤を重ねています。
貴方のご連絡をお待ちしています!

拙文を読んでくださり、ありがとうございました。