慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#5 回顧

こんにちは。今回担当させて頂く、文学部社会学専攻2年の高澤理沙です。
最近のオンライン生活に大分慣れてしまって、自粛解除後ちゃんと大学に通えるか心配です(笑)

 

入部して1年目のこの機会に、「なぜ入部したか」「なぜ続けてきたか」の二点を軸に少々書かせて頂きたいと思います。最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

まず、「なぜ入部したか」です。


私はもともと体を動かすのが好きなので、運動系の団体に入りたいと思っていました。少林寺拳法自体は、他の大学ではありますが、学生団体紹介で知っていました。新歓期はとりあえず様々な団体のイベントに参加しました。この機会を逃したら、これほど沢山の人を関わる機会はそうそう無いだろうと思い、目に付いた団体には出来るだけ多く連絡をしていましたね(笑)


そのようにして様々な団体を見て回りましたが、中でも少林寺拳法部は私にとって少し異色でした。先輩とお話して、体験会に参加して、正直な感想は「未知だな」でした。いる人も、競技自体も。私が高校生までで経験してきたどれに当てはめても、上手くいきませんでした。そのような印象を抱きつつ、最終候補まで残していました。


私は入部の決断が早い方ではなく、最後の方まで他の団体と悩んでいました。中高は水泳部だったので、そちらのサークルも検討していましたし、他にもいくつか検討していました。そのような中で、結局最後に背中を押してくれたのは「これをやってみたい」という思いでした。新しい環境で未知のものを始めたならば、自分が今まで積み重ねてきた経験や技術は役に立たないかもしれないし、困難も沢山あるかもしれない。楽しく過ごせるかは分からないし、後悔するかもしれない。しかしそのようなことを全部受け入れれば、きっと今より大人になれるし、見えなかったものが見えるようになるでしょう。一抹でも自分の中に期待を抱いているのならば、それを捨ててしまうのは勿体ないと思いました。

 


次に「なぜ続けてきたのか」の方です。


始める決断は一度ですが、続ける決断は幾度と訪れます。色々と思うことはあっても、「今は、自分は少林寺拳法部の一部員なのだ」という立場を理解し身の程を弁え、出来ない中でも出来ることを一つずつ積み重ねていけば、その過程で学べるものは多いと思っています。


少林寺拳法の技術のみならず、部活の仕事を通じて学べたことは沢山あります。自分のためならばやらなかったであろうことも、部活のためとなるとやはり取り組まざるを得ません。


そして最後にはやはり、「もっと上手くなりたい」という思いです。先輩方のかっこいい姿を見て、「私もああなりたい」という感情は私の中で何物にも代えがたいモチベーションの源泉です。

 

 

入部して一年が経ちました。部活生活は、何事も無ければ残り約二年半あります。この一年だけでも十分に濃かったと思いますが、もし最後まで続けたならば、引退する時にはどんな景色が見えているのかが今から少し楽しみです。それが良いものであるよう、日々の活動を大切にし、大学の部活生活を彩っていけたらなと思います。

 

最後になりますが、一年間お世話になった先輩同期には心より感謝申し上げます。
皆さんのおかげでここまで部活を続け、時間を充実させることが出来ました。今年は後輩も加わってさらに活気のある部活にしていくことが出来ると思います。私も一つでも多くお役に立てるよう尽力致しますので、この未熟者を今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

長くなりましたが、ご覧頂きありがとうございました。