慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#4 憧憬

こんにちは。今回担当させていただく、法学部法律学2木村隆一朗です。頭の良い友人と刑法総論の事例問題について週一回一時間半議論する時間を作った結果、刑法に対して愛着がわき、日々充実した生活を送っております。

 

そんな私が少林寺拳法部に入部してからはや1年が経過しました。

 

私は特段運動が出来るわけでもないので、大学入学当初はせっかく大学生になったのだから遊びと勉強の両立をしたいとか、中高続けていたバドミントンを続けたいなとかいろいろ考えていました。

そんな中で入りたかったバドミントンサークルの入サー制限にひっかかってしまい、もやもやしながらオリエンパンフを四月の第二週に見ていたことはよく覚えています(笑)。

 

「全く新しいことを大学で始めよう」、そう思いたち、見ていたオリエンパンフの中で面白そうだと思い、弊部の練習を体験しに行きました。見たのは現四年の友田さんの単独。

 

「あり得ないくらいにかっこよかった!」

 

少林寺拳法について何も知らない状態で見たのにも関わらず、その時に見た紅卍拳、龍の型、天地拳第六系これまで僕が人生で見たものの中で一二番を争うかっこよさで、心から憧れました。こんなかっこいい人がこの世にいるんだと強く思い、単独へのあこがれだけで入部したといっても過言ではありません。

 

 

そんな単独への憧憬だけで入部した私が入部してよかったと思う理由は三つあります。

まずは、最高の同期、先輩方、そしてこれから入部してくれる後輩に出会えたことです。自分が演武で悩んでいた時に相談に乗ってくれ、不適切な言動をしてしまったときに私を叱ってくれる、人生でなかなか出会えないであろう最高の人たちに囲まれ、充実した日々を送れています。

 

次に打ち込むための環境が準備されていることです。専用の道場があり、空きコマで軽く練習したり、練習後遅くまで自主練できたりすることが出来ます。また、武道館の先生方にご指導していたただくこともでき、大会前に演武を見てもらい、改善点をたくさん指導していただいたことで本番では自分たちが満足する演武ができました。

 

最後に勉学との両立が可能であることです。體育會といったら部活第一で勉強はその後だというイメージが一般にはありそうですが、弊部は違います。勉強することを優先させていただくことが出来、テスト前にオフがあるので練習後に法律討論会の勉強会に参加したり、テスト勉強を問題なくこなすことができ、1年の秋学期はそれなりの成績が取れました。

 

このように人、環境において最高に充実しているのにも関わらず勉学にも部活にも打ち込める環境があり、最高の先輩方と最高の同期、そして最高の後輩という最高最強の仲間で少林寺拳法に打ち込めています。

 

初めはただ先輩へのあこがれだけで始めた少林寺拳法で最高の大学生活を手に入れることが出来ています。素直に友田先輩に憧憬の念を抱いた去年の自分、ありがとう。

 

ほとんどが単独へのあこがれで構成されているブログではありますが(笑)、以上です。

ご覧いただきありがとうございました。