慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#3 挑戦

こんにちは。今回担当させていただく、法学部政治学科2年の遠藤彩華です。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は最近家で中学時代の写真を発掘したのですが、今よりはるかに生き生きしていて老化を感じました(笑)

 

さて、本題に入ります。私はなぜこの部活を続けてこれたのでしょうか。

 

と言いますのも、私は運動が苦手です。それも次元が違うほど苦手です。高校時代はクラスでビリを争うほど走るのが遅く、持久走の授業が嫌で友達と雨ごいをしていたほどです。(フォークダンスでやったことがある人も多いと思います。もともと雨ごいの儀式であるマイム・マイムを踊っていました。)中高は文化部、運動を避けて生きてきました。

それでも大学に入学し、何か打ち込めるものが欲しい、苦手なことに向き合ってみようと一念発起し、演武のカッコよさと部の雰囲気にひかれて少林寺拳法部に入部しました。多くの友達には内緒にしていました。鼻で笑われると思ったからです。高校の先生には「え?體育會?」と驚かれ、夏休みに高校に遊びに行ったときは「まだやめてないの?」と言われました。当然です。高校時代の私だって運動部に入る未来なんて考えていませんでしたから。

実際苦難の連続で、お世辞にも楽しい1年間だったとは言えません。退部だって何度も頭をよぎりました。練習が終わって家に帰ると自分のふがいなさに落ち込みました。家で自主練をしながらため息ばかりついている、そんな時期もありました。私の周りには負のオーラが漂っていたと思います。

 

それでも何とか続けてこれました。多少は成長できたのかもしれません。それは間違いなく、先輩方や同期のお陰です。普通だったら、私みたいな足手まといの部員は見捨てられてもおかしくありません。それこそ、入部すらさせてもらえないかもしれません。同じメニューをこなすのに時間がかかってしまっても、それを最後まで応援してくれる。たくさんのアドバイス、フィードバックをくれる。こんな自分を受け入れてくださった、面倒見がよくて優しい方々は他を探してもなかなか出会えないと思います。本当に感謝しかありません。

 

私が伝えたいのは、この部活では素晴らしい仲間に出会えるということです。そして弱い自分に向き合うことができます。多少苦しくても、他では得られないものが得られる場所だと思います。(広報の運営や目標の立て方、主体性など数えきれないほどのことを学ばせていただきました。)

ただ、今まで私は周りに迷惑しかかけてきていないので、今年からは周りの優しさに甘えることなく部に貢献できるよう精進していきます。そして運動経験のない新入生も募集中です!

 

ちょっと暗い話になってしまいましたが、次回は読んでいて楽しいブログを書けるよう頑張るのでお許しくださいませ。

 

以上です!!ご覧いただきありがとうございました。