慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#82 残り一年で何をしたいか

 いつも弊部ブログをご覧いただきありがとうございます。

 慶應義塾體育會少林寺拳法部3年の木村隆一朗です。

 1月も後半に差し掛かり、冬の寒さも厳しい中、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

 私はというと、レポートと試験と戦う日々を過ごしております。

 

 今回は以前から後輩や同期が書いてくれているテーマである「部活で何を成し遂げたいか」について書かせていただきます。

 私が成し遂げたいことは、「どんな形でも4年生の最後まで部に貢献すること」です。

 同期や後輩がかっこいいことを言っている中でこんなことを言うのは大変恐縮なのですが、これには明確な理由があります。

 

 それは、自分自身が学業の関係であまり部にいることができないと思うからです。

 というのも、同期の岡田が私のことを紹介してくれた時に(詳しくはブログ#58をご覧ください!)「法律家拳士」と書いてくれていることからもわかる通り(?)法律に携わる仕事をするのが夢であるからです。

 法律に携わる仕事と言えば、司法試験を合格して、司法修習を経てなれる法曹三者で、私もあこがれを抱いています。個人的には友人と指導教官に恵まれた結果、刑事法が大好きなので、それに強く関われる刑事弁護人、検察、刑事裁判官のいずれかになりたいなと思っています。

ただ、一番のあこがれは最高裁調査官(裁判官)で、彼らが書く調査官解説は法律を学ぶ者であれば一回は読むべきだと思います。丁寧なリサーチと十分すぎる考察、そして圧倒的にきれいな日本語により作られる調査官解説は感動します。文量が多いものもあり、海外法と比較のある論点では読解に時間がかかりますが、GPS捜査についての調査官解説(伊藤雅人=石田寿一「判解」最判解刑事篇平成29年度14頁(2020))は本当に素晴らしいです。法律に興味のある方、GPS捜査について興味がある方は1頁でもいいので読んでみていただけたら幸いです。

また、実務家ではありませんが、学者にも非常にあこがれています。非常に難解な法解釈を学部生である私にも納得できるように説明できる知識の深さと対応力には尊敬の念しかありません。

 

 オタク語りはこれまでにして、私の現状を分析すると、あこがれている仕事につくためには、法律に関する理解度は全く足りていません。勉強しなければならないという事実が明白です。

 よって、部活に割けるエネルギーは以前に比べても更に少なくなってしまうことが容易に想像されます。

 ただ、弊部は学業も競技も頑張りたいと思っている部員を支援してくれます。その支援に応え、部に所属し、幹部として運営代になった以上は、最後までやり切るのが筋だと思い、このような目標を立てました。

 

 勉強の進捗次第では部に最後までいることが出来ないかもしれませんが、そのようなことがないように日々しっかりと勉強して、部に最後まで貢献するという決意表明で今回は締めさせていただきます。