慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#20 恩返し

こんにちは、3年の多田です。

最近、テレビで録画していた某人気銀行員ドラマを追っかけで観ています。次で最終話なのですが、どんな大どんでん返しが待っているのかと非常に楽しみでいます。

 

さて、そのドラマのセリフの中で「感謝と恩返し」という言葉がありました。

最近、自分自身も感謝を感じることが本当に多いなと感じています。部の運営をしてくださる先輩、練習を見に来てくださるOBの先輩、指導してくださる先生、一緒に笑ってくれる同期、ご飯を作ってくれるお母さん。自分の周りにはここには書ききれないぐらいの優しさと愛があります。

ですが人間は悲しいことに、ずっとあるものには鈍感になってしまいます。そこに存在するものをあたりまえと捉え、関心を払わなくなってしまうのです。

人間だからしょうがない、なんてことは言いたくありません。でも感謝を忘れないというのは難しいことだと思います。自分も忘れてしまっていました。先ほど"最近"と言いましたが、それは自分の周りのありがたさを忘れていたことに他なりません。

あたりまえはあたりまえではありません。いつかそれがなくなった時に後悔するのは悲しいことです。だからせめて気づいた時は感謝しましょう。言葉にして伝えましょう。

先輩方ありがとうございます。同期のみんなありがとう。お父さんお母さんありがとう。

 

言葉にするのは大事と言いました。でもそれだけでは足りません。言葉にしたら次は行動しましょう。恩返しにもいろんな形があると思います。大会で成績を出す、後輩に教え伝える、孝行する。些細なことでも相手のためを思ってやりましょう。

自分の恩返しが相手の感謝になり、そして次の恩返しにつながる。そんな風に回っていってくれれば、なんて考えちゃいます。

 こんなの夢物語でしょ、って考えてる自分もいます。でも自分の見ている仲間には偽りはありません。

だから、僕は信じます。