慶應義塾體育會少林寺拳法部ブログ

新入生の方々はもちろん、全ての方に読んで頂きたいです!

#103 入部して良かったこと

こんにちは!

文学部4年 主将を務めさせて頂いております、高鹿綾華です。

私が入部して良かったと思えることは、「バカになれる」最後の機会を持てたというこです。

私が1年生の頃の夏合宿で、来てくださったOBの先輩が、「今後の人生でこれほど思い切り声出して動いてバカになれる時はもう無いから、思い切り楽しんで」とお話してくださいました。

それが強烈に印象に残っており、今でも私の部活動生活の核のひとつとなっております。

弊部の合宿は「バカ」になる最たるものですが、合宿に限らず、体育会生活全体が、当てはまると思います。他の大学生が送るキラキラとした生活とは反対に泥臭く、貪欲に勝利を求め続け練習に打ち込む、大会で結果が出る喜び、結果に繋がらない悔しさを感じること、、

このように、「長い時間と深い感情」を共有することで、繋がりの強い仲間とその後の人生の糧になる経験を得られると思います。

社会に出て、おじさんおばさんになっても、鮮明に蘇り自分を支えてくれるのは、このような経験だと思います。最近色々なOBの方々のお話をお聞きする機会が多く、口を揃えて仰っているので間違いないです😂

特にコロナ禍以降、効率化が進み、何でも簡単にできてしまう社会になりつつありますが、今自分たちに大事なのは、「バカになること」なのかなと思います。

その中でも、どうすればみんなで目標を達成できるのか、戦略的に考え、行動するということも大切です。 「戦略的にバカになる」ということが、一見矛盾していますが大切で、これは体育会、少林寺拳法部ならではなのではないかと思います。

バカとは、全力で何かに打ち込み、長い時間と深い感情を共有すること

それにより、深い仲間や、自信や経験といったその後の人生の糧を得られる

一見遠回りで非効率なものが、実はいちばん確実で大切な時もあるのではないかと考えます。

そしてとても難しく、悩まされております。

今、私は全力を出し切りバカになりきれているのか。12/4に後悔なく引退できるのか。そして、一緒に高い目標に向かい走ってくれているみんなも後悔なくバカになれているのか。

常に問い続けながら、今シーズンも折り返し、日々過ごしていきます。

そして、最初に掲げた「日本一」を達成し、全員でバカみたいな笑顔で集合写真を撮りたいです!

話は変わり、このブログの#1を書かせて頂いたのですが、おそらくこれが最後の執筆になると思うと、感慨深いです。 一緒に企画を進めてくれたのぞみ、現在運営してくれているメンバー、書いてくれるみんな、そして、読んでくれている全ての方に感謝しかないです。 これからもチームのみんなが書いてくれるものを読んで頂けたら幸いです! もし目の前のあなたが慶應1年生の方でしたら、まだまだ入部は受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください! (私も1年生のこの時期くらいに入部しました!)